元WBC暫定王者・井上拓真が1年2か月ぶり試合「負ける気はない」

計量を一発クリアした王者・栗原慶太(左)と挑戦者・井上拓真(大橋ジム提供)
計量を一発クリアした王者・栗原慶太(左)と挑戦者・井上拓真(大橋ジム提供)

◆プロボクシング 東洋太平洋バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 栗原慶太―井上拓真(14日、東京・後楽園ホール)

 東洋太平洋バンタム級タイトルマッチの前日計量が13日、行われ、王者・栗原慶太(28)=一力=はリミットから100グラムアンダーの53・4キロ、挑戦者で元WBC世界同級暫定王者・井上拓真(25)=大橋=はリミットでともにクリアした。すでに両者は12日に新型コロナウイルスのPCR検査を受けており、共に陰性だった。戦績は栗原が15勝(13KO)5敗、井上が13勝(3KO)1敗。

 WBA&IBF世界同級統一王者・井上尚弥(27)=大橋=の弟でもある拓真は、今回が再起戦。一昨年11月のWBC正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(34)=フランス=との統一戦に判定で敗れ、プロ初黒星を喫した。現在、WBC7位、WBO6位(WBOアジアパシフィック・ランキングではスーパーバンタム級1位)の拓真。計量後のリモート記者会見で、1年2か月ぶりの試合に向け「コンディションもバッチリ整っている。減量もうまくいって、最後までしっかりと動けた。やっと試合ができる。久々のワクワク感、ですね」と胸を躍らせた。

 ここまで約80ラウンドのスパーリングを消化。兄・尚弥ともグラブを戦わせた。兄は拓真の練習を中心に考え、サポート役に回ってくれたことも。「いいアドバイスももらえたし、その通りに動けた。ナオはやっぱりうまいし、強い。やっぱりすごいと肌身で感じている」と改めて協力に感謝した。

 東洋太平洋はかつて、スーパーフライ級のベルトを保持しており、勝てば2階級制覇となる。世界再奪取に向け、IBF4位の栗原との戦いは大きな試金石となるが、拓真は「この試合は世界に向けての通過点。負ける気はない。いいパフォーマンスをしたい」と自信を見せた。

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