13日放送のTBS系「ひるおび!」(月~金曜・午前10時25分)では、後手に回っているかに見える新型コロナウイルス対策の中、菅義偉新首相(72)の支持率が大幅に下落していることを報じた。
政治アナリストの伊藤惇夫氏(72)は「菅総理の発言を聞いていると、非常に多用されるのが『思います』とか『思っています』という言葉なんです。こういう言葉は非常に弱い。『こうします』とか『こう考えています』じゃなくて思っているだけなのかと言う話になっちゃうわけですよ」とバッサリ。
その上で「もちろん(会見で)原稿棒読みというのもあるんですけど、目が国民に向いていないんですよ。従って国民の側からすると、自分に対して語りかけてくれていないという印象を受けてしまう。そうすると、この人の言っていることを信用してついていこうという気にどうしてもならないんじゃないのかな」と疑問を呈し、「いろいろな政策を打っても信頼がないと、実効性が上がらないというのが基本。そういう意味で信頼感得るための発信の仕方をもう少し工夫しないと」と続けていた。