◆日経新春杯追い切り(1月13日、栗東トレセン)
第68回日経新春杯・G2(1月17日、中京・芝2200メートル、ハンデ戦)で注目を集めるアドマイヤビルゴ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ディープインパクト)が坂路で最終追い切りを行った。単走で55秒2―12秒8と軽快に動いた。
7日の1週前追い切りではCWコースで強い負荷をかけたが、この日はソフト調整で済ませた。管理する友道調教師は「先週、しっかりやっているし、今回は間隔が詰まるので軽めに。体重(前走は432キロ)はそんなに変わらないけど、以前と違って小さいという感じがない。中身が詰まってきた感じはある」と成長を実感していた。
アドマイヤビルゴは2017年のセレクトセール当歳で日本の競走馬セール史上2位となる5億8000万円で落札された。前走のアンドロメダSで4勝目を挙げたディープインパクト産駒が重賞初制覇なるか。腰痛で先週の騎乗を取りやめた武豊騎手がコンビを組む良血馬から目が離せない。