◆愛知杯追い切り(1月13日、美浦トレセン)
第58回愛知杯・G3(1月16日、中京・芝2000メートル)で待望の重賞初制覇を狙うマジックキャッスル(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が美浦・Wコースで最終追い切りを行った。前を走る僚馬2頭を見る形から、直線では馬なりのまま僚馬と馬体を併せずに、伸びやかなフットワークでフィニッシュした。
2019年のファンタジーS(2着)以来のコンビ復活となる戸崎圭太騎手が騎乗。「前(の馬)にペースをつくってもらって、並んでも並ばなくても、気持ち良く走らせてほしいという指示だった。久々に乗せてもらいましたが、成長したし、しっかりとした感じがする」と好感触だった。前走の秋華賞も含めて重賞で2着3回という“シルバーコレクター”の1勝馬だが、タイトル獲得に向けて雰囲気は良さそうだ。