小倉智昭氏、「とくダネ!」終了決断は、ネットの書き込み…「老害とか…キツイもの。年取るとダメだなって少しづつ思うように」

小倉智昭氏
小倉智昭氏

 小倉智昭アナウンサー(73)が13日、キャスターを務めるフジテレビ系情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」(月~金曜・午前8時)にスタジオ生出演し、3月26日の放送をもって同番組が終了することを発表した。1999年4月の放送開始から22年の歴史に幕を下ろす。

 小倉氏は、携帯電話各社の値下げプランのニュースを伝えた後に「この後は、3月で『とくダネ!』が終了しますっていう話をちょっとさせてもらいます」と伝え、CMに入った。

 CMが明けて「今日のスポーツ紙で大変大きく取り上げていただいたんですが、『とくダネ!』が足かけ22年、3月いっぱいで終了することになりました。本当にみなさんには、長い間、ごらんいただいたんですが」と明かした。

 続けて、後継番組について「次の世代の人にここのキャスターは譲って新たなる番組がスタートしてもらうといいのかなぁと思っているんですが」とした上で「最近、ちょっと切っ先が弱くなって、やや保身に走るきらいがありまして、病気してからネット情報とか見るようになっちゃったんですね。そうすると、やっぱり、老害じゃないか、とか、ぼけてるんじゃないかとキツイものなんですよ。で、お年寄りの政治家見ると、あぁやっぱり年取るとダメだな、なんて少しずつ思うようになりました。そんなこともあって、私はそろそろいいのかなって」と心境を明かした。

 一方で「ただ、残りありますから、騒ぎます」とスタジオを笑わせ番組終了まで全力で務めることを宣言していた。

 番組の終了は12日に同局より発表され、小倉アナは「マイク生活50年のうち、『とくダネ!』の22年間は貴重な財産となりました。毎朝3時起きで、大病もありましたが、長く続けられたことに自分でも驚いています。視聴者、出演者、スタッフ、家族、友人、皆さんが私を支えてくれました」と感謝のコメントを発表。「まだ、全てをやり遂げてはいませんが、そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が来たようです」とコメントを発表していた。

 2000年のシドニー五輪から取材を始め、08年の北京以降は夏季、冬季全ての会場で生中継するなど五輪には思い入れのある小倉アナ。関係者によると、当初は20年東京五輪を最後に昨年9月での勇退を考えていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で五輪が延期に。終了時期も半年間、先延ばしになったという。

 小倉アナは東京五輪を意識してか「私個人としては、まだ心が動かされるものがたくさんあります」とコメント。「それらに時間を費やしながら、許されるならマイクの前に立ちたいと思います」と今後への意欲も見せた。

 開始当初、フジは他局のワイドショー番組に視聴率で後れを取っていた。しかし、社会問題に重点を置いたり、スタジオでボードを使ってプレゼンする方式を導入するなど独自色を打ち出し、番組開始1年あまりで同時間帯の民放トップに。シドニー五輪(00年)、米同時多発テロ(01年)などワールドワイドな話題も積極的に報じた。16年7月には、フジ系「小川宏ショー」(65~82年)を抜き、「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」での放送回数最多記録を更新(同局調べ)。この日で5593回になり今なお記録を伸ばしている。

 18年11月には小倉が膀胱(ぼうこう)がんによる膀胱全摘出手術を番組で公表し、闘病中も電話出演して話題になった。

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