川内優輝、一般大会規制は「違う」…「生涯スポーツを犠牲にしてまで五輪、五輪と言うのはどうか」

法大のオンライン授業にゲスト出演した川内優輝
法大のオンライン授業にゲスト出演した川内優輝

 プロランナーの川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=が12日、法大スポーツ健康学部「スポーツ取材論」のオンライン授業にゲスト参加。学生から、懐疑論が広がる東京五輪開催について質問され、「一般の方の生涯スポーツを犠牲にしてまで五輪、五輪と言うのはどうか、というスタンス。五輪開催のため、今感染を抑えたいから小さな大会を規制するのはちょっと違う」と言葉を選びながら指摘した。

 世界陸上4大会で日の丸を背負う一方、市民マラソンも含めた国内外の大会に幅広く参加。昨年12月の防府読売では、世界最多100度目のサブ20(フルマラソン2時間20分以内)も果たした。競技の頂点だけでなく、裾野の広さも知るからこそ「五輪をやることで、生涯スポーツや一般スポーツの普及に関わるのが重要」と意義を強調する。コロナ禍で大会の中止や延期も相次ぐ中、頂点ばかり見て裾野をないがしろにしていないか―と一石を投じた形だ。

 自身は、今月31日の大阪国際女子でペースメーカーに挑戦。五輪内定の前田穂南(24)=天満屋=、一山麻緒(23)=ワコール=の日本記録(2時間19分12秒)更新を後押しする。「五輪は不透明でも大阪の記録は残る。日本記録が出れば本人たちの自信にもなる」と思い定めた。(細野 友司)

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