西武の新人合同自主トレが行われた12日、アメリカ人の父を持つドラフト6位のタイシンガーブランドン大河内野手(22)=東農大北海道=が、名手に刺激を受けた。
第1クール最終日のこの日は、ランニングメニューやノック、ティー打撃で汗を流した。「疲労はあるけれど、みんなで一緒に練習をやって楽しい」と充実感。室内練習場でのノックでは「人工芝でやる機会があまりなかったので、早く慣れたい」と、打球の速さなどを確認しながら取り組んだ。
現在は自主トレ期間で、同施設で練習を行っているレギュラー選手もいる。ブランドンが熱視線を送った先には、軽い足取りでノックを受ける源田がいた。3年連続ゴールデングラブ賞を獲得した名手の守備を生で見て「ボールが(グラブに)くっついてるように見える」と感動。「自分もああいう守備ができるようにたくさん練習したい」と目を輝かせた。
14日からは第2クールがスタートする。「第1クールと違って、(練習の)強度や中身も変わってくる。けがをしないように、キャンプに向けて頑張りたい」と力を込めた。