◆アオイラブリー(1月10日、中山5R・3歳未勝利、芝2200メートル=5着)
1600メートル戦を2度使われて臨んだ今回は、3ハロン距離延長の一戦。スタートは決めたものの道中は前に壁が作れず、スムーズさを欠く競馬となった。それでも4角手前から仕掛けられるとしっかりと反応し、直線も力強く末脚を伸ばしたが急坂で脚いろが鈍り5着に敗れた。
レース後に菅原明良騎手は「本質的に2200メートルは長いかもと先生(高橋文雅調教師)とも話していました。リラックスして走ってくれればもう少し脚を使ってくれたはず。1800とか2000メートルならもっといいレースができると思います」と14番人気での好走を振り返った。折り合い面に課題は残るものの、一気の距離延長に加えてペースが遅かったことを考えれば納得がいく。次戦以降、距離短縮で臨んでくるようなら初勝利はグッと近づく。