◇モンチ(1月9日、中山3R・3歳新馬戦、ダート1200メートル=5着)
外の15番枠から出遅れるロスがありながら、最後は掲示板を確保して見どころのある初戦だった。道中で外めを通って徐々にポジションを押し上げて、4コーナーでは先行集団まで取りつき、直線でもしぶとく脚を使った。
山田敬士騎手は「ゲートがワンテンポ遅かったですが、自分のリズムで走ることはできた。1回使って変わってきそう。悪くない馬なので」と、今後への期待を口にした。レース慣れが見込める次走は、さらに前進していいだろう。
(坂本 達洋)