第68回日経新春杯・G2が1月17日、中京競馬場の芝2200メートルの舞台で行われる。
5戦4勝、前走のリステッド・アンドロメダSは豪脚で2着以下をねじ伏せたアドマイヤビルゴ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)が主力。父ディープインパクト譲りの切れ味の持ち主。腰痛から復帰予定の武豊騎手とのコンビで重賞初Vを飾るか。
中日新聞杯3着のヴェロックス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)が続く。10か月ぶりの一戦で直線は後れを取ったが、叩いて反応が良くなってくれば勝ち負けの期待十分。中京コースは合っている印象だ。
毎日王冠3着、新潟記念3着があるサウスポー・サンレイポケット(牡6歳、栗東・高橋義忠厩舎)、菊花賞12着以来のサトノインプレッサ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)、老いて盛ん、左回りは滅法強いダイワキャグニー(セン7歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)、アンドロメダSでアドマイヤビルゴに食らいついたクラージュゲリエ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)、昨年3月の金鯱賞で2着があるコース巧者サトノソルタス(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)も登録。(大上 賢一郎)