【高校サッカー】青森山田、思いは1つ 中高部員300人パブリックビューイング応援

スポーツ報知
PK戦で青森山田・安斎のシュートがセーブされ、肩を落とすサッカー部員たち

◆第99回全国高校サッカー選手権▽決勝 山梨学院2(4PK2)2青森山田(11日、埼玉スタジアム2002)

 青森山田(青森)は2―2からのPK戦の末、山梨学院(山梨)に敗れて2年連続の準優勝に終わった。前半12分に先制を許したが、後半12分にDF藤原優大主将(3年)の得点で追いつき、同18分にMF安斎颯馬(3年)の今大会5得点目で逆転。しかしその後追いつかれ、延長戦でも勝ち越すことはできなかった。J1浦和内定の藤原主将は、2年連続で決勝戦フル出場も敗退。チームも個人も、この悔しさを次の舞台へ生かしていく。

 新型コロナ禍の影響で無観客の決勝戦となった11日、青森市の青森山田高ではパブリックビューイングが行われた。中学、高校のサッカー部員約300人が埼スタで戦う選手たちへ、体育館が震えるほどの大迫力の手拍子でパワーを送った。

 試合は2―2で延長PK戦にもつれこんだ。手を組み、天に祈る様にモニターを見つめる部員たち。最後は2年連続準優勝という悔しい結果となり、3年生たちは顔を覆い涙を流した。応援団長のGK長浜北斗(3年)は「最後の大会で正直にいえば現地で応援したかった。でもこうやって応援の場を開いてくれたことに本当に感謝しています。選手たちには自分たちを代表して戦ってくれて本当にありがとうと伝えたいです」と声を震わせた。

 この日からまた頂点を目指す再スタート。引退する3年生たちは後輩へ王座奪還への思いを託した。長浜は「青森山田の3年間で人間として大きく成長できた。充実した時間でした。後輩たちには必ず優勝してこの悔しさを晴らしてほしいです」とエール。雪で一面真っ白に染まる青森へ優勝の結果を持って帰ることはできなかったが、今大会も強い青森山田を示し、熱いサッカーを見せ続けた。悔しさを糧に、今度こそ笑顔で終わるための強さを手に入れていく。(小林 泰斗)

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