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【フェアリーS】ファインルージュ桜花賞に名乗り ルメール騎手「ライバルはいなかった」

ファインルージュ(左)はホウオウイクセル(右)以下に2馬身半差をつける堂々の勝ちっぷり
ファインルージュ(左)はホウオウイクセル(右)以下に2馬身半差をつける堂々の勝ちっぷり

◆第37回フェアリーS・G3(1月11日、中山競馬場・芝1600メートル=良)

 第37回フェアリーS・G3は11日、中山競馬場で行われ、3番人気のファインルージュが最後の直線で鋭く脚を伸ばし、重賞初制覇を飾った。後続に2馬身半差をつける快勝劇で、自身も今年の重賞初Vとなったクリストフ・ルメール騎手(41)=栗東・フリー=は「ライバルはいなかった」と話し、木村哲也調教師(48)とともに“G1級”のジャッジ。桜花賞(4月11日、阪神)のヒロイン候補が誕生した。

 底冷えする中山のターフに暖かい春への便りが吹き抜けた。ファインルージュは、4角7番手から直線を向くと、軽快な伸び脚で後続を一気に突き放した。重賞初制覇に導いたルメールは「ポテンシャルが高いし、今日はライバルはいなかった。G1レベルにありそうですね」と、自身も今年の重賞での“初笑い”に優しく目尻を下げた。

 スタートはひと息で後方からとなったが、よどみないペースで流れに乗った。勝負どころで位置取りを上げる操縦性の良さも見せ、デビューから徐々に距離を延ばして、初めてのマイルをこなせたのは大きな収穫だ。「ゴールの後、あまり疲れていなかったので、もう少し長い距離もいけると思う」と、鞍上も納得の様子で振り返った。

 勝った昨年10月下旬の未勝利戦から馬体重はプラス4キロと少し増えて、492キロの馬体は着実に成長曲線を描いている。ルメールが「この冬で体も大きくなった」と言えば、木村調教師は「もともと大きさがあって体は恵まれている。新潟(の新馬戦2着)から順調に使い出せて、ここまでもってこられた」と、うなずいた。

 秘める素質を評価したジョッキーと同じく、木村師は「オーナーと相談してからですが、G1に行きますと言っても恥ずかしくないと思う」と手応えを口にした。桜花賞が確実に視野に入ってくる白星で、新たなヒロイン候補に名乗りを上げた。(坂本 達洋)

 ◆ファインルージュ 父キズナ、母パシオンルージュ(父ボストンハーバー)。美浦・木村哲也厩舎の牝3歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算成績は3戦2勝。総収得賞金4346万円。重賞初勝利。馬主は六井元一氏。

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