◆第37回フェアリーS・G3(1月11日、中山競馬場・芝1600メートル=良)
牝馬限定の3歳重賞は、3番人気のファインルージュ(美浦・木村哲也厩舎、父キズナ)が直線で伸びて勝利した。昨年のリーディング・ジョッキー、クリストフ・ルメール騎手は2021年の重賞初勝利。勝ち時計は1分34秒4。
2馬身半差の2着は8番人気のホウオウイクセル(丸田恭介騎手)、3着は6番人気のベッラノーヴァ(丸山元気騎手)が続いた。
1番人気のテンハッピーローズ(福永祐一騎手)は、3着馬から1馬身差の4着だった。
内田騎手(タイニーロマンス=6着)「初コースを気にしていたし、リズムを崩した。まくられて、タイトな形になったのも、もったいなかった。まだキャリア2戦だし、これから」
勝浦騎手(ニシノエルサ=7着)「微妙に距離が長いのかな。坂もこたえた感じがした。それでも、最後は伸びたからね。今の時点では、1400メートルぐらいが合っていそう」
大野騎手(シャドウファックス=9着)「出入りのある競馬で、うまくリズムが取れなかった」
柴田大騎手(ラストリージョ=11着)「前向きな面は出していたが、うまく我慢は利いていた」
藤井騎手(オプティミスモ=12着)「ペースが遅すぎて、道中で力んだ。この馬の良さが出せなかった」
野中騎手(グロリユーノワール=14着)「大外枠だったので、後方からジックリ行こうと思っていた」
横山武騎手(カラパタール=15着)「今回は距離延長で外めの枠。流れもスローと悪条件が重なった。内枠なら違ったかも」