三菱重工内の4チーム(三菱パワー、三菱重工名古屋、三菱重工神戸・高砂、三菱重工広島)を再編し、横浜市を拠点に今年1月に発足した三菱重工Eastが11日、横浜市内の三菱重工金沢総合グラウンドで初練習を行った。
今回の再編は、各事業所ごとに抱えていた野球チームを三菱重工本社の傘下に置き、2か所に集約することでチーム力を強化することが目的。Eastは三菱パワーから残留した19人をベースに、名古屋からの移籍組4人、広島からの移籍組8人、新人5人の計36人でスタート。初代監督には、名古屋を18年に日本選手権優勝に導いた佐伯功氏(45)が選ばれた。
佐伯氏は「大きな期待を背負ってのスタートで、注目度も高いと思う。プレー以外の取り組む姿勢や立ち居振る舞いなども含めて、周りにああいうチームになりたいと思われるようなチームを作っていきたい。目標は都市対抗と日本選手権の優勝。1年目からしっかり勝負をして、会社が求める野球部の役割に対して、しっかり結果を出して行きたい」と抱負を語った。
神戸市を拠点とする三菱重工Westは12日に始動する。