リーグ最多の約2万人を誇る浦和の年間チケット購入者が、前年比80%超の1万6000人以上が継続することが8日、分かった。
昨季は新型コロナ禍の影響で無観客、入場制限試合を実施。リーグ・ホーム戦の平均入場者数(無観客1試合を除く)は前年比2万5823人減の8361人で、入場料収入は10億円以上減少した。クラブは年間チケットの全額払い戻しを行ったが、辞退して寄付するサポーターも多数いた。
今季は年間チケットから新会員サービス「REX CLUB LOYALTY」に移行。入場制限試合でも最速、特別料金でチケット購入でき、通常開催時には事前登録した席で観戦可能で、昨年購入者の82%が継続した。昨年に続き通常入場開催が困難で、年間チケットの販売中止、販売数を限定するクラブもある中、浦和サポーターの根強いクラブ愛が浮き彫りとなった。