ソフトバンクが新外国人として、カブスからFAとなったコリン・レア投手(30)の獲得を目指していることが6日、分かった。
196センチの長身で、最速153キロの直球にカーブ、スライダー、チェンジアップを操る右腕。メジャー通算8勝を挙げ、一昨年は3Aで14勝をマークした。4年ぶりのメジャー登板を果たした昨季はカブスでダルビッシュと同僚だった。NPBの他球団もリストアップしていた好投手で、交渉は順調に進んでいる模様。近日中に合意する見通しだ。
中継ぎエースのモイネロやスチュワートが残留する一方で、球団は先発投手の補強を検討してきた。昨季6勝を挙げて日本シリーズでも勝利した左腕ムーアが、自由契約選手となっており、残留交渉が難航中。年俸3億円からの大幅減を提示しているバンデンハークとともに、退団の可能性が高くなっている状況だ。ただ、レアの獲得によって、先発陣を整備できる。また、すでに、育成枠としてキューバ出身の22歳右腕・ロドリゲスの獲得が決定的だ。