【高校女子サッカー】藤枝順心が2年連続の4強…窓岩日菜が3戦連発、全て逆足の左で決めた

後半4分、先制ゴールを決め、アシストした柳瀬(左)と抱き合う藤枝順心・窓岩
後半4分、先制ゴールを決め、アシストした柳瀬(左)と抱き合う藤枝順心・窓岩

◆サッカー 全日本高校女子選手権第3日 ▽準々決勝 藤枝順心1―0修徳(6日、兵庫・三木総合防災公園第2陸上競技場)

 準々決勝が行われ、連覇を目指す藤枝順心(東海2位)は修徳(東京)を1―0で下し、2年連続の4強入りを決めた。後半4分、FW窓岩日菜(2年)がMF柳瀬楓菜主将(3年)のクロスを左足で放り込み、3戦連発となる貴重な先制ゴール。守備も隙が無く、1回戦からの完封を継続した。7日の準決勝は会場をノエスタに移し、帝京長岡(新潟)と対戦する。

 以心伝心だった。後半4分、左サイドを突破した藤枝順心・柳瀬と中央に陣取った窓岩の視線が重なった。「楓菜さんからアイコンタクトがあった。ここしかない」。足元にピタリと来たボールに左足ダイレクトで合わせネットを揺らす。「今日も決められて良かった」と白い歯を見せた。

 福井・鯖江市出身で雪を避けるため中学時代はフットサルチームの「福井丸岡ラック」に所属。中3時には主将として全国制覇に貢献した。「狭いスペースでのプレーは得意。サッカーでも日本一になりたい」と決意し、順心へ。だが昨年度大会は途中出場1試合。決勝はベンチからも外れ、スタンドに回った。課題は精神面で「1対1で仕掛けられずボールを避けてた」。潜在能力を生かせず、多々良和之監督(56)からは「チキン」とやゆされた。

 「味方から『積極的に行こう』と声をかけてもらって、どんどん仕掛けようと思った」。今大会は吹っ切れたように躍動し、3戦3発。しかも全得点を「ほとんど使えない」と自己評価する逆足の左で決めている。「ラッキーガールが生まれるのは大事」と指揮官。本人も「もう監督にチキンって言われないようにしなきゃ」と誓った。連戦となる準決勝は舞台がノエスタに移る。「雰囲気も違うしのまれないようにしたい。4戦連続を決めて得点王も取りたい」。不名誉なニックネームを「エース」に変える時が来た。(武藤 瑞基)

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×