「県内無敗」を掲げ名門・横浜高が始動148キロ左腕・金井「世代で一番になり優勝したい」

最速148キロの直球を武器に甲子園出場とプロ入りを目指す横浜・金井(神奈川・横浜市の横浜高グラウンドで)
最速148キロの直球を武器に甲子園出場とプロ入りを目指す横浜・金井(神奈川・横浜市の横浜高グラウンドで)

 甲子園で春夏5度の優勝を誇る横浜が6日、神奈川・横浜市の同校グラウンドで新年最初の練習を行った。

 昨秋の神奈川県大会は、準決勝で東海大相模にコールド負けを喫し、センバツ出場が絶望的となった。村田浩明監督(34)は「一致団結しなければ、甲子園には行けない。あの悔しい思いを忘れずに、どこよりも練習し、どこよりも考えて、勝つための野球をやっていく」と選手に熱く訴えて練習はスタートした。

 チームが掲げる目標は「県内無敗」。それを実現するための柱となるのが、プロ注目の最速148キロ左腕・金井慎之介投手(2年)だ。昨秋は左ヒジのじん帯を痛め、神奈川大会準決勝の東海大相模戦では、先発したものの6球で降板して敗れた。現在は、ブルペンで立ち投げが出来るまで回復。「世代で一番の投手になり夏に優勝したい」と決意を述べた。

 冬休みの練習中、OBのプロ選手が次々にグラウンドを訪れ、自主トレを行っていた。昨年、パ・リーグで最多勝利投手賞を獲得した楽天・涌井が走り込む姿に、金井は強い刺激を受けたという。「意識の違いを感じました。黙々と自分の練習メニューに取り組み、近寄りがたい雰囲気さえありました」

 将来の目標はプロ。憧れのOBに、楽天・藤平の名を挙げる。「質の高い真っすぐを投げる投手。自分も、球速より打者が体感として打ちづらい直球を意識しています」。横浜は、一昨年が及川雅貴(阪神)、昨年は松本隆之介(DeNA)と連続で左腕エースがドラフト指名を受けた。同じ道を志す金井が、春までにどれだけの進化を遂げるか楽しみだ。

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