まさかの寝坊!駒大・大八木弘明監督の激レアえびす顔デーを担当記者が見た

スポーツ報知
午後6時から再始動した駒大Vメンバーと大八木監督

 箱根駅伝(2、3日)で13年ぶり7度目の優勝を果たした駒大が4日、新主将に2区7位のエース田沢廉(2年)が就いたと発表した。大八木弘明監督(62)が王者のさらなる強化を目的に指名した。V戦士たちはこの日、テレビ出演を終えた後、連覇に向けて午後6時から練習を開始した。

 13年ぶりの優勝から一夜明け、テレビ出演を控える大八木監督の朝は、主務のモーニングコールから始まった。重圧から解放され眠りが深かったのか、まさかの寝坊。大慌てで収録場所(非公表)へ向かった。

 朝4時ごろから午後5時近くまでは、日テレ系「スッキリ」など5番組にリモート出演。1年間の苦楽を「子供たち」と振り返った。表情は和らぎ、昼休みには「これでメシでも食ってこい」とVメンバーに昼食代を渡した。

 だが、そんな日は1年でそう多くはない。「そんなんじゃ、戦えないよ!」。練習や試合では顔は険しく、厳しいゲキが飛ぶ。レースでは運営管理車から「男だろ!」とカツを入れる。選手がパワーをもらえるのは、圧を持った言葉を日常から受け取っているからだ。この日、箱根出場外メンバーは寮に残り、朝6時から始動した。チーム内競争はもう始まっている。

 V戦士は出演の合間に、収録場所から外の景色を望めるエレベーターに全員で乗り込み、楽しんだ。山を攻めた5区4位の鈴木芽吹(1年)と6区区間賞の花崎悠紀(3年)が高所恐怖症であることが発覚すると、指揮官は「それじゃ、モテないぞ!」と笑い飛ばした。

 全ての出演番組の収録を終えた午後6時、都内の寮に戻って再始動。厳しい表情と目つきのV戦士10人と神戸駿介元主将(4年)、そして大八木監督らスタッフ陣。「お願いします!」。練習開始を告げる田沢新主将の“初仕事”の声が、鋭く響き渡った。

(箱根駅伝担当・太田 涼)

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