箱根駅伝4位・青学大の新主将候補は9区2位の飯田貴之 覇権奪回を目指す

スポーツ報知
青山学院大・飯田貴之

 第97回箱根駅伝(2、3日)で4位だった青学大の原晋監督(53)は激闘から一夜明けた4日、スポーツ報知の取材に応じ、今回9区2位だった実力者の飯田貴之(3年)が新チームの主将候補に挙がっていることを明かした。

 例年、青学大の新主将は、箱根駅伝終了直後に3年(新4年)が学年ミーティングで話し合い、候補を決定。その後、原晋監督(53)に報告し、1、2年のチーム全員が参加した全体ミーティングで決定する。原監督は「3年生が総意で『飯田主将でいきたいと思います』と報告してきました。今後、全体ミーティングで飯田の覚悟を、飯田を支える全員の覚悟を問うて正式に決まることになるでしょう」と説明した。

 前年覇者の青学大は箱根駅伝直前の12月28日に3区を予定していた主将の神林勇太(4年)が右仙骨の疲労骨折が判明して欠場するアクシデントに見舞われ、往路は12位で大きく出遅れた。しかし、復路で意地の優勝を果たし、総合4位まで巻き返した。

 来季、覇権奪回の切り札は岸本大紀(2年)。前回2区で1年生最高記録となる1時間7分3秒と好走し、優勝に貢献したが、今回は股関節痛から復帰途上のため、登録メンバーから外れた。「岸本2区」が優勝の重要ピースとなる。7区3位の近藤幸太郎、10区4位の中倉啓敦ら「岸本世代」は選手層が厚い。今回は9区2位の飯田は前回2位と好走した5区に戻ることが予想される。6区3位と快走した高橋勇輝(3年)もおり、山区間に不安はない。また、昨年12月の全国高校駅伝1区(10キロ)で区間賞を獲得した熊本・九州学院の鶴川正也ら即戦力ルーキーも加入する。今回、大逆転で13年ぶり7度目の優勝を果たした駒大を青学大はチーム一丸となって追いかける。

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