大会最優秀選手賞の「金栗四三杯」は東京国際大のY・ヴィンセント(ケニア、2年)が留学生として初めて受賞した。2日に行われた往路のエース区間2区(23・1キロ)で前回の相沢晃(東洋大)の区間記録を8秒更新する、1時間5分49秒をマーク。前回の3区に続く2年連続で区間新記録を樹立したことが高く評価された。大会主催者を通じ「とても光栄でうれしい」とコメント。来年に向けても「箱根駅伝はあと2度チャンスがある」と、さらなる区間新にも意欲を示した。
2日のレース後に明かした「マラソンへの挑戦」にも前向きで、「4~5年かけて体力を作る」と「箱根から世界へ」の夢も膨らませた。