【箱根駅伝】帝京大6区・三原魁人が下り坂で「パキ」右足疲労骨折も執念のタスキで総合8位

9位通過の帝京大(6区)三原(左)から、(7区)寺島にタスキが渡る
9位通過の帝京大(6区)三原(左)から、(7区)寺島にタスキが渡る
箱根駅伝順位変動
箱根駅伝順位変動

◆報知新聞社後援 第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路(3日、芦ノ湖―読売新聞東京本社前、5区間=109.6キロ)

 往路4位の帝京大は、6区の三原魁人(3年)がレース中に故障するアクシデントを乗り越え、11時間4分8秒の総合8位だった。

 目標を3位以内と定め、往路を4位で折り返した帝京が思わぬアクシデントに襲われた。6区で復路のスタートを切った三原は2キロ付近で右足に違和感を感じ、坂を下ると「パキ」。不穏な音が聞こえた。あと3キロを残して激痛が襲う。

 何とか1時間3分11秒と区間最下位のタイムで走り抜き、すぐに病院へと向かった。診断は右拇指(ぼし)中足骨骨折。事前練習で予兆はなく、中野孝行監督(57)は「上り坂、下り坂(が続いたため)、まさかだった」と驚きを隠せない。

 思い切りのよさで起用された三原は万全なら59分前半を想定していた。それでも中野監督は「彼は駅伝をしっかりやってくれた。悲観することはない。本当に彼がいたからタスキをここまで持って来られた」と思いやった。

 9位まで落ちた順位は9区の橋本が区間3位の走りで、総合6位に浮上。当日変更で起用されたアンカーの山根まで思いはつながり、8位でゴールした。最後まで気持ちを切らさなかった姿勢に中野監督は「彼らの勇気と我慢強さには脱帽。でもやっぱり『惜しかったね』っていうのは聞きたくない言葉ですよ。次は上で切磋琢磨(せっさたくま)したい」と来年を見据えた。(瀬戸 花音)

総合成績
9位通過の帝京大(6区)三原(左)から、(7区)寺島にタスキが渡る
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