◆報知新聞社後援 第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路(3日、芦ノ湖―読売新聞東京本社前、5区間=109.6キロ)
往路で12位に沈んだ青学大が、総合4位に巻き返して復路優勝を飾った。原晋監督(53)は「強いな、この子たちと思った。来年につながる走りができた」と語った。往路優勝は創価大、復路優勝は青学大、総合優勝は駒大となった。
6区では高橋勇輝(3年)が区間3位の58分13秒で“山下り”をして、シード圏内の総合10位で小田原中継所に飛び込んだ。タスキを受け取った7区の近藤幸太郎(2年)も区間3位の快走で、復路順位を首位に引き上げ、総合でも7位となった。
8区でも岩見秀哉(4年)が区間3位となる1時間4分29秒の意地の走りで総合5位に浮上し、往路首位をキープ。そして9区の飯田貴之(3年)も意地の走りで総合4位にアップ。最終10区の中倉啓敦(2年)が来年につなげる走りを見せた。
前回覇者の青学大は7分35秒差で復路出発。前回5区2位の飯田貴之(3年)を9区に投入した。