愛の拳士・中谷潤人が23歳誕生日に決意「まずはV1」

23歳の誕生日を迎え、ブーケをもらったWBO世界フライ級王者・中谷潤人はさらなる飛躍を誓った
23歳の誕生日を迎え、ブーケをもらったWBO世界フライ級王者・中谷潤人はさらなる飛躍を誓った

 プロボクシングWBO世界フライ級(50・8キロ以下)王者・中谷潤人(M・T)が2日、23歳の誕生日を迎え、世界チャンピオンとしてさらなる飛躍を誓った。

 正月返上で大みそか、元日に6階級上のライト級(61・2キロ以下)の選手らとスパーリングを行った中谷。2日も神奈川・相模原市の所属ジムでサンドバッグ打ちなど約1時間、ジムワークに汗を流した。「昨年は夢だった世界チャンピオンになれて幸せな1年でした。年内に試合をさせていただき、本当にありがたかった。うれしさをかみしめています」と11月6日にジーメル・マグラモ(フィリピン)を破って世界王者となった昨年を振り返った中谷。チャンピオンとして迎えた2021年は「チャンピオンらしく、さらに活躍したい。飛躍して、来年の24歳の誕生日を迎えたい」と意欲を示した。

 当面の目標は初防衛戦で勝つこと。新型コロナウイルス感染拡大で世界戦の予定はたっていないが、GOサインに対応できるよういつでも準備できる状態にしている。話題が、大みそかに田中恒成(25)=畑中=に8回TKO勝ちしたWBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者・井岡一翔(31)=Ambition=に及ぶと「試合の組み立て方とか、ボクシングの進め方がすごかった」とV2を果たした王者の試合ぶりに感激した様子だ。

 当初、ジャッジらへのアピール度などから田中勝利を予想したが、「第1ラウンドを見たら、井岡選手が田中選手の前に行くのを潰していた。ディフェンスでも、相手のパンチを芯でもらわないし、リズムを作りながら対応していた」と分析。「パンチをもらっても、軸を作って次につなげる動作にもっていっていた。相手からしたら、やりづらかったと思う」と驚きを隠せない。

 今後、防衛を重ねていけばスーパーフライ級に階級を上げる可能性もあるが、中谷は「マグラモ戦では減量もスムーズにいったし、階級を上げるのはまだ…」と当分、主戦場を上げるつもりはない。「まずはフライ級で名前を売らないと。結果を出して実力と自信をつけて、皆さんに知ってもらえるチャンピオンにならないといけないと思っています」と中谷。誕生日を迎えての決意表明で、色紙に「まずはV1」としたためた中谷。コロナ禍で見通しが立たないものの、チャンスがあれば、海外でも防衛戦を行う覚悟はできているという。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請