田中恒成、世界最速4階級制覇ならず初黒星「こんなにも差があったのか」

TKO負けした田中は井岡と抱き合って健闘をたたえ合った
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国内の現役世界王者
国内の現役世界王者

◆プロボクシング▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇王者・井岡一翔(8回TKO)同級1位・田中恒成●(31日、大田区総合体育館)

 WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔に8回TKOで敗れ、初黒星を喫した挑戦者の田中恒成は控室でオンライン会見し、「悔いはない」と言い切った。

 世界最速の4階級制覇に挑んだ、この日がスーパーフライ級初戦。「序盤から(攻めて)いこうと思った」と減量苦から解放され、スピード感あふれる動きで初回から井岡に右を浴びせ、王者の左目を腫らしたが、距離感を見切られた5回以降はペースダウン。2度のダウンとTKOされた場面の計3度、井岡の左に沈み、「同じパンチを3度ももらった。こんなにも差があったのか」と、完敗を認めた。

 父・斉(ひとし)トレーナー(53)とのコンビは井岡戦限りでの卒業を決めている。小学5年時から兄で東京五輪代表の亮明(27)と切磋琢磨(せっさたくま)し、18歳からは兄と違うプロで駆け上がってきたボクシング人生。高い壁にぶち当たったが「また頑張ります」ときっぱり。25歳の元3階級王者は苦い敗戦を糧にまだまだ成長する。

(田村 龍一)

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