森保一監督、金メダル獲得へ各界“勝負師”の思考を吸収…インタビュー

森保一監督
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飛躍の2021年へ抱負を語った森保監督(左)と高倉監督
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五輪代表の今後の日程
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東京五輪の予想布陣
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日本代表の今後の日程
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日本の過去の五輪成績
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 新型コロナウイルス禍の影響で昨夏から1年延期された東京五輪。男子U―24日本代表の森保一監督(52)がスポーツ報知などのインタビューに応じた。昨年のチーム活動はわずか1度だったが、目標の「金メダル」は不変。自粛期間は、巨人の原辰徳監督(62)や伝説の雀士、桜井章一氏(77)ら“勝負師”の著書を読破。勝つための思考を吸収し、本番に挑む。

 2020年はコロナ禍で試合からも、練習からも遠ざかった。「想定外のことが起きても、ベストを」の信念を持つ森保監督は東京五輪に向け、この一年を無駄にせず、選手のプレー映像を丹念にチェックし、本を読みあさったという。印象に残ったのが、巨人の原監督、「雀鬼」と呼ばれる桜井章一氏、そして将棋の羽生善治九段の著書。勝負の世界に生き、結果を残してきた巨星たちだ。

 「原監督の著書に『うまい選手より強い選手を求める』と書かれていた。まさにそうだなという思いを持った。将棋の羽生善治さんや麻雀の桜井章一さんの本からも刺激を受けた。相手との駆け引きがある中で自然体でいること、重圧がかかっても冷静な状態を保てるような考え方、心構えが大事になると学んだ」

 選手の自主性と個性を大事にしてきた。練習でも強い指示ではなく、選手に投げかけ、考えさせる。選手からの意見も受け止める。逆に原監督、桜井氏はリーダーシップを発揮するタイプ。森保監督がリーダー像の変化、進化を求めて本を手に取ったのだろう。過密日程のJリーグで戦う選手、日本よりもコロナ禍が深刻な欧州でたくましく戦う海外組から刺激を受けた。

 「選手はコロナ禍もポジティブに変換して成長した。川崎の三笘、田中(碧)、旗手は評価すべき。よりチーム力を上げて戦える。20年に行われたであろう大会よりレベルアップする。楽しみにしていただきたい。目標の金メダルを取れるように準備する」

 五輪代表は昨年、活動自体がわずか1度で、1試合も行えなかった。だが、この状況は日本に限ったことではない。どこも同じ不安を抱えたまま五輪本番に突入する。そんな時こそ、問われるのが組織力だ。また、兼任するA代表では、中断されていたW杯2次予選が今年3月に再開され、突破を決めれば8~9月に最終予選が始まる。激動の一年になるであろう21年。「心身ともに世界と戦えるタフさを求める」。森保監督はチームの力を最大限に引き出し、目標に近づいていく。(内田 知宏)

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