大みそか決戦制した井岡一翔 リングサイドで見守った1歳の愛息はパパを「ママ~」と応援

5回、井岡一翔が右アッパーを田中恒成に放つ
5回、井岡一翔が右アッパーを田中恒成に放つ

◆プロボクシング▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇王者・井岡一翔(8回TKO)同級1位・田中恒成●(31日、大田区総合体育館)

 世界4階級制覇でWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(31)=Ambition=が、元世界3階級王者で同級1位の田中恒成(25)=畑中=を8回1分35秒TKOで下し、2度目の防衛に成功した。日本初の複数階級制覇同士の世界戦は、井岡が5回、6回に左でダウンを奪い、8回に左を決めた後にレフェリーが試合を止めた。戦績は井岡が26勝(15KO)2敗とし、自身の日本選手世界戦最多勝利数を17に伸ばした。4階級制覇に失敗した田中は初黒星を喫し、15勝(9KO)1敗となった。

 新型コロナ感染症対策として観客が関係者など約2000人と限定された会場で家族が見守った。井岡はリングから降りるとに、夫人の手から長男・磨永翔(まなと)君(1)を抱き上げると、キスして勝利を報告した。

コロナ禍での世界戦だったため感染の予防を徹底するため、家族に会えず調整を続けてきた。会えなかった寂しさから解放されると、うれしさが一気にこみ上げ、「リング上がった時に久しぶりに家族の顔を見て泣きそうになった」と涙目になった。

 1歳の愛息は「パパのこともママと呼ぶんです」と井岡。「『ママ~』という声が聞こえたら、色んな感情がこみ上げてきて…」と胸が熱くなった。接触を避けるために食事はドアの前に置いておくなど気を使ってくれた夫人に「プレッシャーの中で一緒に戦ってくれた」と感謝。夫人からは「カッコ良かったよ。強かった」とたたえられた。

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