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【矢作調教師新春インタビュー】コントレイル、父ディープインパクトと同じG1・7勝へ「到達したい」

今年も話題の中心となりそうな矢作調教師とコントレイル
今年も話題の中心となりそうな矢作調教師とコントレイル

 史上3頭目の無敗3冠馬コントレイルを管理する矢作芳人調教師(59)=栗東=が、スポーツ報知の新春インタビューで、年男の21年に「勝ち続けたい」と“常勝”を誓った。厩舎所属で3月にデビュー予定の騎手候補生・古川奈穂さん(20)への期待も語った。

 今、日本競馬のど真ん中に立っている。矢作厩舎の2020年は年頭に年度代表馬のリスグラシューが引退しながら、結果的に全国リーディング&賞金王の“2冠”。圧倒的な存在感を示した。

 「まず最初に言いたいのはファンが競馬場に来られなかったという寂しさがずっとありましたね。早く通常に戻ってほしい。20年はまずモズアスコットのフェブラリーS(2月23日)。ダート変更という自分の見立てがはまったこともあったけど、あれがお客さんが普通に入った最後のG1。思い入れがある」

 そして、コントレイルと歩んでいった史上3頭目となる無敗3冠馬への道。ジャパンCで敗戦を喫したものの、大阪杯(4月4日、阪神)から始動予定の2021年に描く青写真も壮大だ。

 「無敗ということに大きな意義があったと思う。2021年はとにかく、できる限り負けないでいきたい。(父の)ディープインパクトがG1・7勝だったので、そこには到達したい。本当の後継種牡馬を名乗るためには、そこまではいきたいなと思っています」

 大事な“家族”が増える。3月に厩舎所属でデビューを予定している古川奈穂さんだ。栗東所属の女性騎手デビューは西原玲奈以来、実に21年ぶり。現在は競馬学校で模擬レースを連勝中の弟子に対し、16年暮れの中山競馬場で初めて会った時から人間的な魅力を感じたという。

 「(当時は)10代の女の子であれだけの発信力があって、物怖(お)じしない点は魅力的だった。騎手になりたい、うちの厩舎に来たいという熱意がすごく伝わったし、人として育ててあげたいな、とね。技術はまだまだだけど、スタートはうまいと思う。ゲートは天性のモノがあると思うし、(女性見習騎手の50勝以下までの)4キロ減も効くはず。あと、模擬レースを連勝した勝負強さというか、何か“持ってる”んじゃないかなと思う。それも勝負では大事なことだから」

 今年は年男。3月で60歳となり、還暦となる。しかし、上昇志向は年を追うごとに高まっている。

 「健康に注意して、あと11年あるので、突っ走りたいよね、このまま。厩舎としてはおこがましいかもしれないけど、常勝軍団と言うか、常に勝ち続けたい。去年これだけ勝って、稼いで、その翌年は正直つらいよね。そのなかでも奈穂のデビューなど色々あるなかで、少なくともトップクラスであることを続ける。継続を大事にしたいと思う」

 矢作調教師は2021年も歩みを止めず、王道を走り続ける。(山本 武志)

 ◆矢作 芳人(やはぎ・よしと)1961年3月20日、東京都生まれ。59歳。04年に調教師試験に合格し、翌年に厩舎開業。JRA通算7044戦679勝。JRA重賞はG1・13勝を含む46勝。20年は60勝(うちJRAはG1・4勝を含む53勝)を挙げ全国リーディング。獲得賞金22億6146万円(うちJRA20億3556万円)も最多。主な管理馬はコントレイル、リスグラシュー、ディープブリランテなど。

〈永島まなみさんも今春デビューへ〉

 ○…もう1人の女性騎手候補生、永島まなみさん(18)も今春、栗東所属でデビュー予定。父の永島太郎さんは騎手時代に地方通算2043勝を挙げ、現在は兵庫で調教師として活躍。師匠の高橋康調教師は「よく考える子でハートが強いですね。しっかり競馬を研究して、高みを目指すことを忘れないようにしてほしい」とエール。模擬レースでは古川さんと同じく2勝を挙げ、良きライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)している。

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