コロナ禍で出場辞退のSnow Man、不在の紅白リハの“存在感”に飛躍の予感

NHK
NHK

 大みそかの第71回NHK紅白歌合戦(午後7時半)のリハーサルが29日から、東京・渋谷のNHKホールで始まった。初めての無観客、座席のほどんどが撤去されるなどコロナ禍でいつもと大きく異なる紅白。例年ロビーで“密集”して行われた取材もリモートに限られた。

 コロナ禍といえば、初出場が決まっていたジャニーズの9人組「Snow Man」が、宮舘涼太(27)の新型コロナ感染と、他のメンバー8人全員が濃厚接触者に該当したことから、出場辞退となったのも初めてのケースだ。会見では、その件に触れる出演者も多く、不在ながら“存在感”を示していた。

 3度目出場の純烈は、会見の冒頭で「Snow Manで~す!」と取材陣を驚かせる“あいさつ”。「炎上するのでは?」と心配する声もあったが、実際はSnow Manのファンから「ありがとう」の声があがった。

 両グループは明石家さんま(65)がMCをつとめる19日放送の同局系「明石家紅白」で共演。純烈のリーダー酒井一圭(45)は、27日の自身のツイッターで「収録前にズラリと並んでスタッフや出演者に挨拶する姿、どデカい看板の中で必死にもがいてきたんやな。本気度に感銘を受けて収録に臨んだんです」と、ジャニーズJr.歴が14~15年と下積みの長いメンバーが多いグループに対して、苦労人らしい愛ある言葉で印象をつづり、雪だるまの絵文字をまじえ「コロナめ。紅白は自分以上に多くの人たちが喜んでくれる舞台。雪男!更にデカい雪だるまになって絶対リベンジやで」とつぶやいた。このツイートは3万件を超える「いいね」がつく話題となり、Snow Manのファンを元気づけたという背景があった。

 また、Snow Manが主演舞台「滝沢歌舞伎」などで披露している「腹筋太鼓」でコラボする予定だった演歌歌手・天童よしみ(66)は、辞退後にメンバー一人一人からメッセージが届いたことを明かし、「そのメッセージを読み返すたびに熱い気持ちが胸いっぱいになってうれしかった」「ピュアなメンバーの皆さんに心打たれました」と語った。愛され素顔が大御所の心を打ったようだ。

 同じジャニーズ事務所のグループからも、Hey!Say!JUMPの薮宏太(30)が「これを糧(かて)に頑張ってくれるグループ。Snow Manの思いも一緒にもってやりたい」と語れば、1月に同時デビューしたSixTONESの田中樹(25)は「仲間として悲しいですし、悔しい。誰も悪くないという状況で苦しいと思う。Snow Man、そしてSnow Manのファンの分も、僕たちが代わりになるか分からないけど、背負わせてもらって精いっぱい(歌う)」と話すなど、無念の思いを代弁していた。

 伝えられるリハーサルの様子を見聞きするのは、メンバーやファンにとってはつらいことかもしれないが、こういう時にこそわかる優しさや温かさも見えてくる。この時間が、経験が、あってよかったと思える未来がきっと来るに違いない。

 29日夜に放送されたTBS系「SASUKE」では、リーダーの岩本照(27)が6度目の挑戦でファーストステージをクリア。ファンを喜ばせ、ツイッターのトレンドに「SASUKE」「ひーくん」「#岩本照」が並んだ。このほかにも1月1日夜に冠番組TBS系「それSnow Manにやらせて下さい」が放送されるなど年末年始は収録済みの番組も多い。残念な紅白辞退だが、そこから“気になる&見たくなる”一面もありそうで、2021年の飛躍を予感させる“不在”でもあった。(記者コラム・コンテンツ編集部)

コラムでHo!とは?
 スポーツ報知のwebサイト限定コラムです。最前線で取材する記者が、紙面では書き切れなかった裏話や、今話題となっている旬な出来事を深く掘り下げてお届けします。皆さんを「ほーっ!」とうならせるようなコラムを目指して日々配信しますので、どうぞお楽しみください。

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請