羽生結弦「春よ、来い」舞う「本当に少しでも心が温かくなるような演技がしたかった」

「メダリスト・オン・アイス」で演技する羽生結弦(カメラ・矢口 亨)
「メダリスト・オン・アイス」で演技する羽生結弦(カメラ・矢口 亨)

 フィギュアスケートの全日本選手権の上位選手らによるエキシビション「メダリスト・オン・アイス」が28日、長野・ビッグハットで行われた。男子で5年ぶり5度目の優勝を飾った羽生結弦(26)=ANA=が大トリで「春よ、来い」を舞った。

 コロナ禍の暗闇の今、希望に満ちた春の訪れへの祈りを込めた。「何よりもこの時期にぴったりというか。この世の中に一番伝えたいメッセージだったんで、本当に少しでも心が温かくなるような演技がしたかった」と思いを語った。

 2018―19年シーズンのエキシビションで滑った松任谷由実のナンバーで、18年の北海道胆振東部地震の被災地へ届けたこともある。国内で一人での練習を強いられた今季、どん底まで落ち込んだ時にこのプログラムを滑って救われた。「やっぱスケート好きだな」。闇を抜け出すきっかけをくれた曲だ。

 オープニングでは人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」に乗り、超高速スケーティングと激しいダンスを披露。フィナーレでは、女子で連覇した紀平梨花(18)=トヨタ自動車=とそろって氷上で片手側転を決めるサプライズで、会場を沸かせた。(高木 恵)

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