玉川徹氏の「イギリスではロックダウンも効かない」発言に北村義浩氏「申し訳ないけど、ちょっと、あおっているかな」

東京・六本木のテレビ朝日本社
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 28日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では、26日の都内の新型コロナウイルスの新規感染者が949人と過去最多を更新。変異種の感染者も国内で8人発生したことを特集した。

 28日から来年1月末まで全世界からの外国人の入国が禁止となったことについて、コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏(57)は「イギリスでは今、ロックダウン(都市封鎖)をしても(感染を)抑えられないって話になっている。打つ手がないと。日本はまだロックダウンをしていないけど、このウイルスに関してはロックダウンをしても抑えられない状況にあるらしいんですよ、イギリスでは」と話し、「日本でロックダウンも効かないとなった時にどうするのか? 医療機関もいっぱいですよ。その時に打つ手とは何か考えないといけない。アメリカではグーグルが全社員に1週間に1回のPCR検査をするんです。それも経済を回す一つの手法です。そういうことを感染症の専門家の方は考えないんです」と続けた。

 この発言に対し、長野保健医療大・北村義浩氏は「ロックダウンというか、人と人との接触を断つ日本で言うステイホームというのは確実に絶対に効きます。玉川さんのあれ(発言)は申し訳ないけど、ちょっと、あおっているかなという気がします」とたしなめた。

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