早大・小宮山悟監督に聞く 嫌な打者とは 伸びる選手の特徴は…恩師の母校・水戸一高で指導

水戸一高を訪れ、同校のエース・石井に指導を行う早大・小宮山監督
水戸一高を訪れ、同校のエース・石井に指導を行う早大・小宮山監督

 今秋の東京六大学リーグを制した早大・小宮山悟監督(55)が今月13日、茨城・水戸市内の水戸一高を訪れて同校ナインに精力的な指導を行った。同校は「一球入魂」の精神を提唱し、「学生野球の父」といわれた早大初代監督の飛田穂洲氏、早大監督を計13年間務め、小宮山監督の恩師にあたる石井連蔵氏(ともに故人)の母校。今年1月に石井氏が野球殿堂入りを果たしたという節目の年に、初めて実現した歴史的訪問に迫った。(取材・構成=片岡 泰彦)

 精密な制球を武器に、ロッテ、米大リーグ・メッツなどで44歳までプレーした小宮山監督が、水戸一ナインの質問に答える形でさまざまな金言を授けた。

 ―嫌な打者とは?

 「空振りしないヤツ。空振りするヤツは狙い球を絞ってフルスイングしてくるので、狙い球以外の球を投げればある程度こっちにペースを持ってこられる。でも、コンタクトが上手なヤツはなかなか思うようにアウトを取るのが難しいので」

 ―いい捕手の条件とは?

 「個人的な感想だけど、リズムよくボールが投げられるように仕向けてくれる人かな。テンポよく、きちんとストライクを投げられるヤツがいい投手だと思うので、常日頃からコミュニケーションをしっかり取って投手の性格を把握した上で、常に『次はこれを投げたいんだろうな』と思いながらサインを出してあげる。気持ちよ~く投げさせてあげてください」

 ―早大監督として多くの選手を見ている。伸びる選手の特徴は?

 「何事にも前向きに挑戦し続けるヤツが一番伸びるかなと思います。聞く耳を持ち、言われたことをきちんと理解した上でトライすることが大事。合わなかったら、それは自分には向いてない、ということをきちんと意思表示した上で、次にまた新しいことにトライしてみる。言われたことにトライすらしないようなヤツには『自分でやりたいことをやってくれ。その代わり、こちらが思ってるレベルに達してなければ、選手として無理だぞ』という話はしてます」

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