「Uber Eats」配達員のウラ話<2>「マックの配達が多い」「チップは豪邸で1000円」

お笑い養成所に通いながら、Uber Eatsで生活費を稼いでいるという配達員
お笑い養成所に通いながら、Uber Eatsで生活費を稼いでいるという配達員
「Uber Eats」の仕組み
「Uber Eats」の仕組み

 新型コロナウイルス感染拡大の余波で、今年一気に浸透したフードデリバリー代行サービス。その中でも米配車サービス大手のウーバーテクノロジーズが運営する「Uber Eats」は、新語・流行語大賞で候補に挙がるほど、身近なものとなった。実際に都内で働いている2人に、「Uber配達員」の“リアル”を聞いた。(構成・高柳 哲人、瀬戸 花音)

 僕がウーバーを始めたのは昨年の11月。お笑い養成所の学費と生活費をためるためでした。昨年の12月まではテレビ業界で働いていたので、始めた当初は20時くらいまでそっちの仕事をやって、21時から24時くらいまで配達員をやるという形でした。

 今はウーバー一本で生活していて、月に平均20万円くらい稼いでいます。1日働ける時は10時から14時、17時から21時で世田谷区を中心に配達しています。限界まで稼いだ日は今年の2月15日。10時から24時まで稼働。42件配達して、1万8000円以上稼ぎました(1件平均で約430円)。何となく、人生でピンチになっても自分は1日でこれくらいは稼げるんだっていう指標が欲しかったんです。

 新型コロナの影響で注文は増えたんでしょうけど、配達員も増えたので体感としては以前と変わらないです。ただ、女性の配達員がここ2、3か月でぐっと増えた印象。それだけこの働き方がノーマルなものになったってことですかね。

 こんなに自転車に乗っているのは小学生以来。マック(マクドナルド)の配達が一番多いので、世田谷区のマックの写真を見たら店舗名を当てられるという特技もできました。

 注文者がくれるチップっていうシステムがあって、それがかなりありがたい。豪邸で1000円もらったこともあります。マックを注文する人はほとんどくれない。モスバーガーを注文する人は結構くれます(笑い)。

 印象に残っているのは、注文者が要望を書ける欄があるんですけど、そこに「5分以内に届けろ」って書いてあった時があって、怖かった。でも、その時の料理が汁なし担々麺で、注文欄に「辛さゼロ。控えめ」って書いてあったんですよ。辛いの苦手なんかい、かわいいなって。注文で人間性が見られる時が面白い。芸人として売れるまでは続けるつもりです。

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