【箱根駅伝戦力分析】(19)法大、夏合宿中止も過酷・東京での練習で成長

法大
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 コロナ禍の影響を受け、大学本部の指示で夏合宿が禁止された法大は試練を乗り越え、第97回箱根駅伝(来年1月2、3日)に臨む。2年ぶりのシード権(10位以内)奪回に向けて、坪田智夫監督(43)はエース鎌田航生(3年)に対し、自身が持つ2区の法大記録更新を指令。前回に続き、花の2区に出陣する鎌田に「オレンジエクスプレス」復活の期待がかかる。

 ハーフマラソンの上位10人の合計タイムで10枠を争った予選会で、法大は5キロで17位、10キロで16位と出遅れたが、後半にペースアップして8位で通過した。登録16人の1万メートル上位10人の平均タイム(29分20秒91)はオープン参加の関東学連を除き20校中19位だが、全区間20キロ超の本番で予選会同様に粘り強い走りをできれば2年ぶりのシード権獲得も見えてくる。坪田監督は「あまり競技会に出ていないし(トラックの記録は)狙っていない。選手層は厚い」と明かす。

 18~20年大会に5区で区間賞、3位、4位とチームを支えた青木涼真(現ホンダ)が卒業して抜けた穴は大きい。後継者候補に挙がる前回4区8位の河田、同9区7位の清家らの奮闘が鍵を握る。

 夏合宿を行うことができなかったが、酷暑の東京で地道に練習を積んだことで芯があるチームに成長した。過酷な夏を乗り越えた法大は、堂々と冬の決戦に臨む。

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