第97回箱根駅伝予選会(10月17日、東京・立川市)で12位と敗れ、19年連続22回目の出場を逃した中央学院大の川崎勇二監督(58)は27日、新チームの主将に小島慎也(2年)が決まったことを明かした。「小島は2年生ながら主将に立候補した。だれにでもしっかりと意見を言える。箱根駅伝出場を逃すという厳しい状況の中『火中の栗を拾う』という覚悟を持っている選手です。上級生も小島に任せるということで決まりました」と川崎監督は説明した。
小島は、予選会で敗退した大学の選手で編成され、本戦にオープン参加する関東学生連合チームに選出されており、6区に出走する見込み。「競技力でもチームを引っ張ってほしい」と指揮官は期待する。
来季、中央学院大は「3年生主将」の小島を中心に復活を目指す。川崎監督によると過去には、9区区間記録保持者の篠藤淳、藤井啓介が3年時から主将を務め、チーム躍進に導いた。
中央学院大駅伝チームの新役員は以下の通り。
主将=小島慎也(2年) 副将=栗原啓吾(3年)、松井尚希(3年)
主務=川崎博貴(3年)
寮長=松井尚希(3年)