畑端省吾騎手の引退レースは10着 「昨日は寝られませんでした」

スポーツ報知
引退セレモニーで花束を贈られた畑端省吾騎手

 畑端省吾騎手(38)=栗東・フリー=が、12月27日の阪神競馬1Rでのシンクロニシティ(12番人気10着)の騎乗を最後にムチを置いた。調教師試験に合格しており、今後は来年3月の開業に向け、栗東・吉田直弘厩舎で技術調教師として修業する。

 2000年にデビューして、JRA通算1586戦50勝。26日の中山8Rでは5番人気のサンマルベストに騎乗して今年初勝利を挙げ、感動的な騎手ラストウィークを飾っていた。

 昼休みに検量室前で行われた引退セレモニーには騎手仲間が集まり、藤岡佑介騎手から花束が渡され、記念撮影。温かい拍手でねぎらわれた。

 畑端省吾騎手「大きなケガをすることもなく、無事に騎手人生を終えられました。昨日(の勝利)は信じられませんでした。力があるから一発は狙っていましたが…。あんなにうまくいくのかと感動しました。周りからも『競馬の神様がいるんだね』と言っていただきました。金曜の夜は布団に入ってすぐ眠れたんですが、昨日は帰りの新幹線でもウトウトぐらいで、調整ルームに入っても興奮して寝られませんでした(笑い)。今日は(検量室前に戻ってきて)下馬して鞍を外した時に、実感がわきました。人馬とも無事に終えられてホッとしています。(騎手生活は)勝負の世界ですから、うまくいくことの方が少なかったです。今思うと、デビュー当初は人とのコミュニケーションがうまくできていませんでした。そういう反省点も踏まえて、これからコミュニケーションは本当に大切にしていきます。ジョッキーに安心して乗ってもらえる馬づくりと、気持ち良く乗ってもらえる厩舎の雰囲気づくりも大事だと思っています。ファンあっての競馬。理想は、この馬あってこの騎手という競馬ですね。ファンに感動してもらえるような馬づくりをしていきます」

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