【日本ハム】有原航平、レンジャーズと契約成立…2年総額7.2億円 来季開幕投手の可能性も

スポーツ報知
レンジャーズと契約合意した有原

 日本ハムは27日、ポスティングシステムにより有原航平投手(28)とレンジャーズとの契約が成立したと発表した。2年総額700万ドル(約7億2000万円)程度とみられる。チームは先発投手が手薄な状況となっており、米球界への対応が順調にいけば来季の開幕投手を務める可能性もある。

 プロ入り前からの夢だったメジャー挑戦へ、有原が踏み出す。レンジャーズと合意し、2年総額700万ドル程度の契約となった模様だ。日本球界で通算60勝、28歳と若いこともあり複数球団の争奪戦の末、米球団との交渉期限が米国東海岸時間26日午後5時(日本時間27日午前7時)に迫る中での決着となった。契約金総額の20%となる日本ハムへの譲渡金は1億5000万円前後とみられる。

 レ軍は今季22勝38敗と低迷し、ア・リーグ西地区で最下位の5位。さらに先発でチーム最多の6勝を挙げた右腕のリンが移籍し、先発では3勝以上した投手が一人もおらず先発陣の補強が急務となっていた。今季から本拠地とするグローブライフ・フィールドは開閉式の屋根を備えており、19年までの本拠地グローブライフ・パークでの悩みだった40度超の酷暑も問題とはならない。過去には大塚、福盛、上原、建山、ダルビッシュ、藤川らが在籍するなど、日本人選手ともなじみ深い。

 過去に渡米直前3年間で30勝以上した投手は14人おり、そのうち7人が1年目で2ケタ勝利をマークしている。直近3年間で31勝の有原も、米メディアの報道では先発ローテーションの2~3番手と期待されている。有原は今季終了後からメジャー球で練習を行うなど熱心に対策を行っており、レ軍の先発ローテの層の薄さからすれば、来季の開幕投手を務める可能性もゼロではなさそうだ。

 ア・リーグ西地区ではエンゼルスに日本ハム時代の同僚・大谷翔平が、マリナーズには菊池雄星が在籍しており、対戦にも注目が集まる。早大時代に「力と力の勝負に憧れます」と米球界への強い思いを抱いてから数年。日本ハムで大きく育った剛腕が、メジャーでの出発点を定めた。

 ◆有原 航平(ありはら・こうへい)1992年8月11日、広島市生まれ。28歳。広陵高では甲子園に2度出場、3年春にセンバツ4強。早大では1年春にリーグ戦デビューし19勝12敗、防御率2.72。2014年のドラフトで4球団競合の末、ドラフト1位で日本ハム入団。プロ6年間通算で129登板、60勝50敗2セーブ、防御率3.74。189センチ、95キロ。右投右打。既婚。今季年俸1億4500万円。

 ◆テキサス・レンジャーズ 1961年にア・リーグの球団拡張により第2次ワシントン・セネタースとして誕生。72年にテキサス州アーリントンに本拠地を移転。96年に初の地区優勝、2010、11年に2年連続リーグ制覇するもワールドシリーズで敗退し、初の世界一はお預けに。通算奪三振王でノーヒッター7回のノーラン・ライアンらを輩出。

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