ロッテは26日、三家和真外野手(27)が今季限りで現役引退すると発表した。
三家は11年育成選手ドラフト4位で広島に入団したが13年に戦力外通告を受け、自由契約。その後独立リーグを経て、16年にロッテの入団テストに合格し、支配下選手としてNPB復帰を果たした。
昨季は25試合に出場し、プロ初安打をマーク。今季は1軍出場はなく、オフに戦力外通告されていた。
来季からはスカウトに就任することも決まった。三家は球団を通じ「1軍の打席に立った時のファンの歓声が忘れられません。ZOZOマリンスタジアムのライトスタンドからの迫力ある応援は打席に立っていても凄いなあと思っていました。若くしてカープを自由契約になって独立リーグで3年間やらせていただき、縁あってマリーンズに来ることが出来ました。そしてプロ入り初ヒット、初本塁打を打つことも出来ました。独立リーグに入る時には野球を辞める選択肢もあった中で、諦めずにやり続けて本当によかったなあと思います。逃げずにチャレンジしたことを自分では誇りにしています。スカウトとしては右も左も分かりませんが、マリーンズで活躍できる選手を見つけられるように色々なところに足を運んで情報を集めて頑張りたいと思っています。ファンの皆様、本当にありがとうございました。皆様の声援は私の宝物です」とコメントした。