引退表明の永井優香、母が好きな「エリザベート」を滑りきり「立ち上がっているお客様を見てグッときた」と涙

スポーツ報知
永井優香

◇フィギュアスケート 全日本選手権 第1日(25日、長野・ビッグハット)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、今季限りで現役引退を表明している永井優香(22)=早大=は、これまでサポートしてくれた母親が好きな「エリザベート」をSPの曲に選んだ。冒頭に連続で3回転トウループを着氷。続いて3回転ルッツ、終盤にはダブルアクセル(2回転半ジャンプ)も降り、晴れやかな表情で滑り終え、目には光るものがあった。現役最後の全日本で、華麗な演技で観客を魅了し、58・99点だった。

 演技後の取材では「立ち上がって下さっているお客様がいて、それを見てグッときてしまいました。たくさんの方が応援してくれていたんだと実感して…」とファンの顔を頭に思い浮かべ、言葉を詰まらせた。自身の演技に関しては「めちゃくちゃ低レベルだけど不安もある中、ジャンプ3本にはホッとしている。良かったです」と振り返った。

 前の順番で滑った高校の後輩でもある住吉りをん(17)=東京・駒場学園高=が自身の演技に感激した様子だったが「後輩たちがいつの日かの自分を見て憧れてくれていたりしたら、そんなにうれしいことはない。同期のみんなは苦しいときとか、いろいろなことがありながらも最後まで一緒に頑張ってこられた」と仲間への感謝を述べた。

 27日に女子フリーが行われる。「もちろん悔いなく、というのもそうだし、今、私がスケーターとして滑れているのは今まで支えてくださった方がいるから。そういう人たちに感謝を込めて滑りたいです」と思いを込めた。

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