作詞家なかにし礼さん死去 82歳「北酒場」などレコード大賞3曲受賞

スポーツ報知
なかにし礼さん

 「北酒場」(細川たかし)、「天使の誘惑」(黛ジュン)、「今日でお別れ」(菅原洋一)などで知られ、作家としても「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞した作詞家・なかにし礼(本名・中西禮三=なかにし・れいぞう=)さんが23日午前4時24分、心筋梗塞のため東京都内の病院で死去したことが分かった。82歳だった。葬儀・告別式は家族のみで行う。喪主は妻・中西由利子(なかにし・ゆりこ)さん。

 なかにしさんは2012年に食道がんを発症。15年には食道につながるリンパ節にがんが再発し、手術を受けた。心臓にも持病があり、16年にはペースメーカーを埋め込む手術を受けた。その後は闘病を続けながら、精力的に著書を執筆。今年10月には「作詩の技法」を刊行していた。関係者によると、先月中旬ごろから心臓の状態が悪化し入院していた。

 なかにしさんは38年に旧満州の中国・黒竜江省牡丹江市に生まれ、終戦後に帰国。立教大卒業後、シャンソンの訳詞家としてデビュー。68年「天使の誘惑」、70年「今日でお別れ」、82年「北酒場」で3度、日本レコード大賞を受賞した。手がけた楽曲は4000曲を超える。

 その後は作家活動に軸足を移し、1999年「兄弟」で直木賞ノミネート。翌2000年の「長崎ぶらぶら節」で同賞を受賞した。またテレビ朝日系「ワイドスクランブル」など情報番組のコメンテーターとしても活躍した。

 細川たかしの「心のこり」「北酒場」でコンビを組んだ作曲家・中村泰士さんが死去した直後の悲報となった。10月に死去した作曲家の筒美京平さんとは、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」でコンビを組んだ。

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