【BCリーグ】富山GRNサンダーバーズ 元巨人の吉岡雄二監督が再就任「ローズは元気にしていると思う」

就任会見に出席した(左から)永森茂社長と吉岡監督、永森大士代表
就任会見に出席した(左から)永森茂社長と吉岡監督、永森大士代表

 プロ野球独立リーグ・BCリーグの富山GRNサンダーバーズに、元巨人の内野手、吉岡雄二監督(49)が再就任し、23日は富山・ホテルニューオータニ高岡で記者会見が行われた。14~17年までBC富山の監督として指揮を執り、18~20年は日本ハムのファーム打撃コーチを務めてきた。記者会見前、契約書にサインをした吉岡監督は「再び、富山の皆さんと会えるのは楽しみ。ファンと一緒に盛り上げていきたい」と笑顔を見せた。

 BC富山の永森茂社長からの直通電話で就任打診を受けた。先月中旬、吉岡氏の日本ハム退団のニュースが流れ、その日のうちに連絡した永森社長は「独立リーグの経験も長く、こちらの事情もよく知っている。安心感と信頼感があった」と話す。打診を受けた吉岡監督は「ファイターズを辞めることになって、一番、最初に連絡をいただいた。驚きの部分はあったが、また一緒にやりたいという気持ちが出てきました」と監督就任を決断した。

 現役時代は巨人、近鉄、楽天などで活躍し、通算1012試合、打率2割7分3厘、131本塁打をマーク。現役引退後は四国アイランドリーグ愛媛、BC富山、日本ハムで指導を続けてきた。「気持ちの強い選手、本気で向き合っている選手は、本当に1年で変わる。本人がどう考えているかが大事」と話す。

 14~17年の就任時には、3度の地区優勝を果たし、2人のNPB選手を輩出するなど、実績は十分。ロッテの和田康士朗外野手(21)は、16年のBCリーグのトライアウトで吉岡監督が将来性を見出して育成し、今季は1軍で71試合の出場を果たした。また、15年には近鉄時代のチームメートであるタフィ・ローズ氏(52)を現役復帰させ、大きな話題を呼んだ。「今は連絡を取っていないが、元気にしていると思う。(大物選手獲得の)サプライズはまだないです」と苦笑いを浮かべる。

 今後は来年の2月上旬から指導を始める方向だ。「(以前の就任時に)地区優勝はしたが、チャンピオンシップに出場していない。行きたい思いは強いです」と吉岡監督。選手を育成しながら、チームのさらなるステップアップを目指す。(中田 康博)

 ◆吉岡 雄二(よしおか・ゆうじ)1971年7月29日、東京都出身。49歳。帝京高3年夏にエースとして甲子園優勝。卒業後は、90年に巨人に入団。97年に近鉄、05年に楽天に移籍。09年はメキシコリーグでプレーした。14~17年までBC富山の監督を務め、18~20年まで日本ハムのファーム打撃コーチ。189センチ。

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