全国高校駅伝男子、洛南が日本人選手のみの高校新記録 奥村監督「出ると思っていなかった」

男子3位でゴールする洛南・溜池一太(右)
男子3位でゴールする洛南・溜池一太(右)

◆男子第71回、女子第32回全国高校駅伝(20日、たけびしスタジアム京都発着、男子7区間42・195キロ 女子5区間21・975キロ)

 男子は6年連続27回目の出場となった洛南(京都)が、日本人選手のみの高校最高新記録となる2時間2分7秒で3位に入賞した。2008年に東京五輪男子マラソン代表の大迫傑(29)を擁する佐久長聖(長野)が記録したタイムを11秒更新。就任8年目の奥村隆太郎監督(34)は「出ると思っていなかった。5区の終わりにもしかしたらと。頭の片隅に(記録が)あった。普段通りのことができた」と振り返った。

 最後は倉敷(岡山)に1秒差で競り勝った。アンカーを務めた溜池一太(2年)は「後ろが来ているのが分かった」とトラックに入った残り150メートルで後ろを振り返った。しかし「最後はフォームがばらばらになってもいいと思って走りました」と最後は右手を強く握りしめてゴール。5区で区間賞を獲得した内藤一輝(3年)も「想像を超える走りができた。自分たちの名前が残るのは素直にうれしい」と目を輝かせた。

 「常に前へ」をスローガンに掲げ、選手自ら考えて行動することを徹底してきた洛南メンバー。奥村監督は「3年生が作ったチーム。この学年が立派だった」と7人中5人が3年だった今大会を振り返り、選手らを褒めたたえた。地元・京都で開催されることについても「コロナで大会が開催されるか不安だった。京都の先生方、お世話になった方々には骨を折っていただいた。恩返しできるレースになればと思っていたのでよかった」と周囲への感謝も忘れなかった。

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