全国高校駅伝男子、OBの青学大・原監督「強い世羅であれ」ゲキ受けて5年ぶり10度目のV

1位でゴールする世羅・塩出翔太
1位でゴールする世羅・塩出翔太

◆男子第71回、女子第32回全国高校駅伝(20日・たけびしスタジアム京都発着、男子7区間42・195キロ 女子5区間21・975キロ)

 男子は、17年連続50回目の出場となる世羅(広島)が5年ぶり10度目の優勝、5年ぶり2度目の男女アベックVに輝いた。歴代2位の2時間1分31秒で歴代最多10度目の優勝を飾った。

 3区を走ったコスマス・ムワンギ(2年)が4人抜きで1位に浮上し、独走。そのままアンカー塩出翔太(2年)までつないでゴールテープを切った。ゴールの100メートル手前で大きくガッツポーズした塩出は「優勝の確信があって、1年間の思いが詰まってつい…」と頬を赤らめた。

 塩出は5年前に都大路を家族で観戦し、世羅の初アベックVを目の前で体感した。その時のタイムは2時間1分18秒で高校国内国際最高記録、大会新記録の2つを樹立。「かっこいい。こんなチーム、ステキだなと世羅に入りたくなった」と目を輝かせた。そしてこの日、1位で迎えたアンカー。「差があったので淡々と気持ちよく走れました」とすがすがしい表情を浮かべた。

 新宅昭二監督(49)は年度当初からコロナ禍の休校期間も「5年前も12月20日に優勝した。お前たちもできるぞ」と選手の士気を高め続けた。1月の都道府県対抗男子駅伝では、OBの青学大・原晋監督(53)から「強い世羅であれ」とゲキを受けて握手を交わした。いろんな人からのメッセージを胸に6年越しのアベック優勝をつかみ取った。

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