全国高校駅伝女子Vの世羅 双子ランナーの2区小雪・4区美咲「二人で走るのが目標だった」

女子で優勝した世羅
女子で優勝した世羅

◆男子第71回、女子第32回全国高校駅伝(20日、たけびしスタジアム京都発着、男子7区間42・195キロ 女子5区間21・975キロ)

 女子は、15年連続15度目出場の世羅(広島)が1時間7分13秒で5年ぶり2度目の優勝を果たした。前回優勝時の記録を24秒上回り、同校の新記録となった。

 2区を走った加藤小雪と4区の美咲(ともに3年)は島根出身の双子。3年目で初めて”双子ラン”が実現した。「2人では今年最後だから絶対に走ろうと言っていた。2区と3区、続いて走りたかったけど、姉妹一緒に走れてよかった。親も見たいと言ってくれていたので、見せられてよかった」と姉・美咲は笑顔を浮かべた。3年連続で都大路を走った妹・小雪も「刺激し合って強くなれた。親にも感謝したい」と表情を緩めた。

 島根県の仁多中に入学時から長距離を始めた小雪。それから少し経過した1年の夏に美咲も短距離から長距離に転向。中3の冬頃、親元を離れて世羅へ進学することを姉妹そろって決意した。「走り終わった後に、こうしたらと提案したらケンカになります。妹の方が落ち着きがあるから姉と思われる」と美咲が話すと、「寮でもケンカします。口ゲンカが多いです」と小雪も対抗。“ケンカするほど仲がいい”という言葉通り、卒業後もそろって2019年に創設されたダイソーの実業団チームに進む予定だ。

 別々の道も考えていた時期もあったが、「親に『二人一緒の方が走れる』と言われたので。さらに強くなりたい」と小雪。実業団で経験を積んだ後に、大学に進学するのが次の夢。最後の都大路で夢をかなえた双子ランナーが、新たなスタートラインに立った。

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