【阪神６Ｒ・２歳新馬】良血エルカスティージョ初陣飾る　伯母にトールポピー　福永「言うことのない走り」

　１２月２０日の阪神６Ｒ・２歳新馬（牝馬限定、芝１４００メートル、１８頭立て）は、２番人気のエルカスティージョ（牝２歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ロードカナロア）が好位から抜け出し快勝した。勝ちタイムは１分２２秒２。

　ゲートを勢いよく飛び出してハナを切る勢いだったが、抑えてインの３番手。逃げた１番人気のラルナプレナを目標に進めた。直線に入って先行２頭の間に進路を確保すると、素早い加速で難なくパス。ゴールまで脚いろは鈍ることなく、２着ジューンブルームに２馬身半差をつけた。

　福永祐一騎手は「スタートが良かったですね。逃げたくなかったので１頭行かせて、いい形で競馬できました。初戦としては言うことない走りをしてくれたと思います」と非凡なセンスを披露したパートナーをたたえた。