【箱根駅伝戦力分析】(8)東海大、速さが強さになればVも

東海大
東海大

 第97回箱根駅伝(来年1月2、3日)で、雪辱を誓うのがエリート軍団・東海大の市村朋樹(3年)だ。2連覇がかかった11月の全日本大学駅伝で2区を任されたが、区間19位の大ブレーキ。順位を10個落とし、総合で23秒差の2位に終わり、涙をのんだ。2歳下の弟・竜樹(たつき、19)が所属する実業団コモディイイダは元日のニューイヤー駅伝出場権を得ており、兄弟で日本の正月を“市村色”に染める快走を目指す。16日は東海大と前回3位・国学院大などがオンライン会見を行った。

 黄金世代と呼ばれる強力なメンバーが卒業したが、塩沢主将、西田、名取の3本柱を中心に戦力は整いつつある。未完成な部分を残しながら、伊勢路でも2位と存在感を発揮。石原や長田ら新戦力の台頭もあって、優勝争いにからめるだけの総合力を持つ。

 経験者こそ少ないが、ようやく主力へと名を連ねた本間ら、計算できる選手が増えているのは好材料。3本柱に加えて、佐伯ら勢いあるルーキーを往路に投入し、先手必勝で流れをつかみたい。

 復路はスピード軍団の苦手とする部分ではあるが、市村や、最初で最後の箱根路となる米田らで乗り切れるか。速さを強さに変えることができれば、2年ぶりの優勝も現実味を帯びる。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請