東大卒クイズ王・伊沢拓司が日本テレビ系「プロ野球No.1決定戦 バトルスタジアム」にゲスト出演

バットを手に京セラドームのグラウンドに立つ伊沢拓司
バットを手に京セラドームのグラウンドに立つ伊沢拓司

 東大卒クイズ王・伊沢拓司(26)が、来年1月10日放送の日本テレビ系「ダイワハウススペシャル プロ野球No.1決定戦 バトルスタジアム」(午後1時)にゲスト出演。12球団の精鋭選手とクイズバトルを展開した。テレビでネットで大活躍中の、若き生き字引は「番組に臨む時に大切なのは『予習力』。何が来るかな?と予想して打つバッターのような心構え。いかに事前の研究ができるか」とバトスタでも真剣勝負。大好きな野球、巨人の話題から、知的集団「QuizKnock(クイズノック)」のCEO(最高責任者)としての目標まで、質問攻めにした。(筒井 政也)

 球界のスターが心・技・体を競うオフの恒例行事。コロナ禍で会場は大阪城ホールから、広々とした京セラドームでの無観客開催に変更。出場者は各球団1人のみで競技もごくシンプルなものとなったが、普段通りの戦場で発揮されるプロの神髄にしびれた。

 約400万球のデータを蓄積したAI搭載ピッチングマシンに打者が挑む企画では、伊沢も選球に参加。「抑えようと思ったんですが、嫌な球ばかりなのに、打てるのはさすが。調整能力、動体視力、パワー、すべてがすごい」と感服した。

 目を引いたのはソフトバンク・栗原。「バットコントロールが本当に巧み。あの粘りにやられたんだな…と、いろいろ思い出しました」と日本シリーズMVPの技量にG党も納得だ。

 勉強とともに、スポーツにも夢中だった。サッカー少年だが、観戦自体は野球の方が好きだという。「思考時間が長いスポーツ。お互いがじっくり考えて、意図があってボールが動き出す。そこがちょっと特殊で面白い」。巨人ファンは父親の影響。憧れた選手は「やはり松井(秀喜)さんでしたね。高橋由、松井、清原、江藤、仁志、清水…。ミレニアム打線のころはすごかったですね~」と懐かしそうに話した。

 現在の巨人については「育成とのかみ合いがいい。あと、メジャー球団並みの積極的な補強。チームとして勝つ気力、タクティカル(戦術的)な部分に面白みを感じます」。それは「QuizKnock」のCEOの目線とも通じる。「人材の最適な配置ですよね。この人は違うポジションの方が輝くかな、とか。会社としては、ウチはいい選手がそろっているなあ。今、僕にできているのは三塁コーチャーとして『突っ込め!』と指示するぐらい(苦笑)。でも、たくさん声は出していますよ」

 もちろん一クイズプレーヤーでもある。「代打の切り札、矢野謙次さん(元巨人、日本ハム)的なポジション。いい所で仕事はするぞ!と思っています。その後の守備もしっかりできるように」。だから、番組出演では事前の研究・対策を怠らない。「予習力」だ。

 一方で「ダメな時はちゃんとメモを取る。ミスをしたら復習。次に生かす。一番痛いのは『何もできない』こと。その場で求められていることを、ちゃんとこなせるようになりたい」。“仕事人”の心持ちで試行錯誤しているが「できるのかな?という仕事も多々ありましたが、一発では無理でも、回数を重ねれば『やってやれないことはないな』と自信がついた1年でした。僕がやることで、遠隔的に学んでもらえるのであれば幸せ」と学生ファンにもメッセージをおくる。

 「楽しみから始まる学び」を伝える使命がある。「何かを習得する喜びは、みんな自分の中にすでに持っている。漫画、ゲーム、遊び…対象は何でもいい。それを応用することができれば、勉強の分野でも生きる可能性がある。それに気づかせられるかが勝負。『真面目に勉強することがカッコいい』。その価値観を展開するゲームチェンジャー(流れを変える者)になって貢献できれば」。令和の“知のヒーロー”は、そんな難問に挑み続けている。

 ◆伊沢 拓司(いざわ・たくし)1994年5月16日生まれ。26歳。埼玉県出身。開成中学校時代からクイズ研究部に所属。開成高校時代の10、11年に日テレ系「全国高等学校クイズ選手権」で史上初の個人2連覇を達成する。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院中退。16年、Webメディア「QuizKnock」を立ち上げ編集長に。19年に株式会社を設立し、CEOに就任。主なレギュラー番組に「東大王」「アイ・アム・冒険少年」「グッとラック!」木曜コメンテーター(いずれもTBSテレビ)など。身長170センチ。

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