歌手の松阪ゆうき(39)が16日、東武ホテルレバント東京で恒例クリスマスディナーショーを行った。民謡をルーツに、武蔵野音楽大学声楽学科を経て音楽教諭免許と介護福祉士の資格を持つ異色の歌手。1年を締めくくるステージで、最新曲「遙かな人よ」など18曲を披露した。
ものまね、ミュージカルなどの活動を経て、10月に歌手デビュー5周年の節目を迎えた。「浅草公会堂で(記念公演を)やらせてもらったりする予定もあったけど、中止になった。恒例と言いながら、ディナーショーもどうなるかと思ったけど、何とか開催できた。感謝の気持ちを込めて」とコロナ禍に見舞われた1年を振り返りながら、初めて作詞作曲に挑戦した「ありがとう…あなたに」(発売未定)も初披露してファンを喜ばせた。
センターステージに移動する際はマスク着用で、客席を練り歩く際にはフェースシールドを着用するなど、感染症対策も演出の1つとして取り入れた。ほかに日本伝統芸能集団「喜楽座」とのコラボステージなど、個性豊かなパフォーマンスを繰り広げた。