セ・パ両リーグの2020年度ベストナインが16日に発表され、プロ野球担当記者の投票によってセは9人、パは指名打者を含む10人が選ばれた。楽天・鈴木大地内野手(31)は三塁手部門で初受賞。遊撃では過去に2度選出されており、通算3度目の受賞となった。
移籍1年目の今季は全120試合に出場。打率は自己最高の2割9分5厘、4本塁打、55打点を記録した。「パ・リーグの三塁手には良い選手が多い中、選んでいただき光栄に思います。今季は移籍して1年間、ケガをしないでグラウンドに立ち続けることができて良かったです。来年は最後まで野球がしたいですし、その結果、ベストナインも取れたらうれしいです」とコメントした。
今季のベストナインは以下の通り。
【セ・リーグ】
▽投手
菅野智之(巨人)2年ぶり4度目
▽捕手
大城卓三(巨人)初
▽一塁手
村上宗隆(ヤクルト)初
▽二塁手
菊池涼介(広島)3年ぶり2度目
▽三塁手
岡本和真(巨人)初
▽遊撃手
坂本勇人(巨人)3年連続6度目
▽外野手
佐野恵太(DeNA)初
丸佳浩(巨人)5年連続6度目
鈴木誠也(広島)5年連続5度目
【パ・リーグ】
▽投手
千賀滉大(ソフトバンク)2年連続2度目
▽捕手
甲斐拓也(ソフトバンク)3年ぶり2度目
▽一塁手
中田翔(日本ハム)4年ぶり3度目
※他に外野で2度受賞
▽二塁手
浅村栄斗(楽天)5年連続5度目
※他に一塁で1度受賞
▽三塁手
鈴木大地(楽天)初
※他に遊撃で2度受賞
▽遊撃手
源田壮亮(西武)3年連続3度目
▽外野手
柳田悠岐(ソフトバンク)2年ぶり5度目
吉田正尚(オリックス)3年連続3度目
近藤健介(日本ハム)初
※他に指名打者で1度受賞
▽指名打者
栗山巧(西武)初
※他に外野で3度受賞