ミズノは14日、主に駅伝ランナーに向けたランニングシューズ「ウエーブデュエルネオSP」を12月24日に全国のミズノランニング品取扱店で限定発売(1400足予定)することを発表した。
ウエーブデュエルネオSPは2020年7月に発売したウエーブデュエルネオをベースにソールを厚くし、ミズノ独自開発の高反発ソール素材「ミズノエナジー」をより広範囲に搭載することで、ソールのクッション性と反発性を高めたという。ソールの厚さ(中敷き含む)は前足部が25・5ミリ、かかと部35・5ミリ(27・0センチ)で、ミズノがこれまで発売したレーシングモデルとしては、最もソールが厚いシューズになる。
前回の箱根駅伝では、出場した210選手中177人(84・3%)がナイキの厚底シューズ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」を使用した。今回の箱根駅伝でも、これまでのレースや練習での使用状況を見ると、ズームXヴェイパーフライネクスト%と次のモデルのエアズームアルファフライネクスト%を多数の選手が使用することが予想される。
前回の箱根駅伝でミズノのシューズを使用した選手は9人(4・3)%。ニューバランスと並んで2位のシェアだったが“独走”したナイキには大差をつけられた。
今回の箱根駅伝でも、各メーカーのシェア争いが注目される。
◇第96回箱根駅伝(2020年1月2、3日)に出場した210選手の使用シューズメーカー
〈1〉ナイキ 177人(84・3%)
〈2〉ミズノ 9人(4・3%)〈2〉ニューバランス 9人(4・3%)
〈4〉アシックス 7人(3・3%)
〈4〉アディダス 7人(3・3%)
〈6〉デサント 1人(0・5%)